声優になるには?おすすめの声優養成所!

声優になるには?デビューまでの方法

老若男女問わず、アニメや映画を好きな方はかなりいらっしゃいます。

その魅力と言えば、ストーリー、世界観、絵や映像の美しさなどなど様々なことが挙げられますが、キャラクターに魅かれるというのも大きな理由ではないでしょうか。

「あのアニメのキャラクターのようになりたい」と思う方も多く、コスプレなどで表現される方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、声優という側面から焦点をあてることもできるでしょう。自分の声がかっこいいアニメや映画のヒーロー、ヒロインの口から流れてくるさまを想像してみてください。自身がキャラクターに命を吹き込むのです。興奮しますよね。声優になれれば、夢ではないのです。

では、その声優になるには、どうすればよいのでしょうか?狭き門なのは確かですが、可能性はかなり低いというわけではありません。

この記事を読んで、あなたも声優の世界へ足を一歩踏み入れてみませんか?

 

そもそも声優になるには?

声優デビューの方法は、本当に人それぞれです。本名陽子さんのように元々子役として養成所に入り大活躍して、休止期はありつつも声優に移行して本格的なキャリアを積んだりすることもあります。

また、声優の関俊彦さんに憧れていたという櫻井孝弘さんは、スカウトされたことをきっかけに上京して声優の道に入りました。

このように声優デビューには様々な経路があります。

そして色々な経路がある中で、最も高い確率で声優デビューできるのが、声優の学校(養成所)に通う方法です。その理由は、この記事の「声優になる方法(実践編)」に詳しく書いています。その前に主な声優になる方法を見ていきましょう。

 

声優の養成所や専門学校、スクールに入学する

声優として右も左も分からない、基礎から訓練したいという方には、一番確実な方法です。現在活躍中の声優さんの中にも、養成所や専門学校、スクール出身の方々はたくさんいらっしゃいます。

具体的な声優の名前を挙げると、石田彰さん、白石涼子さん、神谷浩史さん、水樹奈々さんなどです。

 

声優事務所のオーディションを受けてみる

ある程度声の仕事の経験を積んでいる方や、よほど自分の声や表現力に自信がある方でないと狭き門となります。

しかしながら、代表的な女性声優である林原めぐみさんの、受験しようとした看護学校の受付嬢の態度に腹を立てた帰り道に、受験のため我慢していたマンガ本を本屋で読んで、たまたま載っていた声優養成所の特待生募集の広告を見て応募した、そして合格したというエピソードはあまりにも有名です。

林原さんは、当時看護学校への受験を考えていて、声の演技の経験はほとんどありませんでした。声優としての経験が少なくとも、可能性は決して0ではないのです。

とはいえ、林原さんもその後声優養成所で学んだことが、今のキャリアにつながっていることはしっかりと記しておきます。

 

映画やアニメのオーディションを受けてみる

憧れの映画やアニメのキャラクターの声をあてる仕事を、一般オーディションで募集することもあります。演劇の経験がある方などは、自分の実力を客観的に知るチャンスですから、積極的に挑戦しましょう。

しかしながら、こういったオーディションには修練を積んだ声優の学校へ通った声優の卵たちも応募しますから、経験がない人にとっては狭き門となります。

声優の養成所や専門学校、スクール出身の声優は大変多いです。声優になりたいのならば、一度は声優養成所や専門学校、スクールを調べてみることをおすすめします。

特に演技経験の全くない方などは、基礎から教えてもらえる声優養成所や専門学校へ行くことが手堅い方法です。

 

声優とはどんな仕事か?

 

 

声優の仕事というと、漠然と声をあてる仕事というイメージですが、実はそれだけではなく、声優の仕事は多岐に渡ります。

以下に、声優の主な仕事をまとめてみました。

 

アニメのキャラクターに声をあてる

声優の仕事と言えば、アニメのキャラクターに声をあてることを思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。声優の仕事の王道と言えるでしょう。

声優たちは声色一つでキャラクターのイメージをがらりと変えることができます。それぞれのアニメのキャラクターに合った声が求められますので、自ずと個性的な演技が求められることが多いのが特徴です。

アニメのアフレコの現場は、台本を見ながら複数人で行われます。これは、映像を見ながらストーリーの流れに沿って声をあてていく方法を取っているためで、3本くらいのマイクを交互に使って、キャラクターの出番に合わせて声を発します。

映像も流れ、他の声優も一緒なので、雰囲気と会話のテンポがつかみやすいという特徴があります。

 

海外映画の登場人物に声をあてる

映画やDVDを見るとき、字幕を好む人と日本語の吹き替えを好む人とに分かれます。語学の勉強という理由で吹き替えを聞かない方もいますが、たまにキャラクターに合わない声だから、という声も聞かれます。

しかし、長年ブルース・ウィリスの吹き替えを担当した野沢那智さんなど、「亡くなってもこの声以外ありえない!」と言われるほどの声優も多いのが事実です。

様々な言語の口の動きや独特の会話のテンポに合わせなければならないので、相当鍛錬が必要な仕事と言えますが、やりがいがあります。

ちなみに前述の野沢さんですが、かなりアドリブが多かったようです。実力がそういうところからも垣間見えます。

 

ゲームのキャラクターに声をあてる

ゲームの人気が高い今、ゲーム声優の仕事が増えてきています。ただしゲーム声優の仕事は、アニメ声優と似て非なるものです。

ゲームは、プレイヤーの意志によってストーリーの展開が変わってくるものが多数あります。ですから、何パターンものストーリーのセリフを黙々と録っていきます。

なぜ「黙々と」なのかと言いますと、ゲームはアニメのようにキャラクターの映像に合わせて声をあてるわけではないからです。

マイクの前で、一人で何パターンものセリフを言っていきます。ですから、収録時間は合計何十時間もかかるのです。そして、アニメのように多人数での収録ではなく、一人での収録の場合がほとんどです。いわゆる他の声優さんと一緒に録らない「別録り」と呼ばれる方法です。色々な声優が「別録り」した声を編集して、一つの作品に仕上げていきます。

仲間との掛け合いもなく、映像もないので、想像力がとても必要になる仕事がゲーム声優なのです。

 

ラジオのパーソナリティやナレーション

ラジオは、当たり前ですが映像がありません。声の表現力や会話の内容だけで、人を惹きつけなければいけない仕事です。会話のテンポも重要になってくるため、上からの指示を体現する技術力も求められます。

特にナレーションの仕事は、正しいイントネーションや滑舌のよさが求められるので、声優の土台ができているかどうかが問われる仕事と言えるでしょう。

また、様々な施設や駅のアナウンスなども実は声優が声をあてていることがあります。

声優という仕事は幅が広いのです。

 

朗読劇

小説、絵本、マンガなど原本は様々ですが、それらを朗読するお仕事です。直接観客の反応が見られるため、やりがいがあります。

若手の声優の中には、自分で主催して有料の朗読会などを開いている方もいます。

 

俳優・タレント活動

紅白歌手でもあって声優でもある、と問うと、水樹奈々さんやグループ『ラブライブ!サンシャイン!!』を思い浮かべる方が多いでしょう。ルックスもよく、歌が上手い人は、水樹奈々さんたちのようにアイドル声優として売り出されることもあるかもしれません。

また性格が個性的な声優は、三ツ矢雄二さんや金田朋子さんのように、バラエティ番組などに出演することもあります。

そして、声の演技は身体の演技にもつながっていきます。舞台やテレビで俳優として活躍するケースも多々あり、新世紀エヴァンゲリオンのアスカ役の宮村優子さんなどはその好例と言えるでしょう。

 

このように声優の仕事は、声をあてることから派生する様々な仕事を含むものになっています。そこには、滑舌の良さや正しいイントネーションなどの基礎もさることながら、演技力や個性といったものも大きな武器になることがお分かりいただけたでしょうか。

 

声優の勤務事情

声優の仕事がどんなものかイメージが湧いたら、次に気になるのは「声優として食べていけるのか?」や「声優ってどんな生活をしているの?」などといったことだと思います。

この項では、収入面や休日など声優の生活面をご紹介します。まず、次の表をご覧ください。

 

【某有名声優の1日のスケジュール】

声優スケジュール

一目見て忙しいことが分かります。

睡眠時間も5時間と短いですし、仕事も合計9時間されています。さすが人気声優です。特筆すべきは、準備に合計で4時間かけられていることでしょう。

準備の時間を合わせると、仕事に拘束されている時間は13時間と半日を超えるのです。

しかし是非知っておいていただきたいのは、プロの声優を目指すのならば、この準備にあてる時間はとても大切だということです。

なぜなら、この準備がきちんとできているかどうかによって、仕事のでき不出来が決まるからです。次の仕事へつながるかどうかもかかっていると言っても過言ではありません。

 

>>質問1、声優の仕事の準備ってどういうことをするのですか?

仕事が決まると、台本が渡されます。台本を読んでセリフをチェックすることは当たり前のことで、それは大げさに準備とはここでは設定しません。

準備とは、その先にあるものです。

まず、台本を読んでストーリー、世界観を理解します。そして、演じるキャラクターがどんな性格か、何が好きで何が嫌いか、どんな服装をしているか、瞳、髪、肌の色は何色か?など内面から外見までつぶさに把握します。

どんな友達がいるか、恋人はいるか、など人間関係も演じるうえで大切になっていきますので、それもチェックしておきましょう。

ストーリーの中で自分が演じるキャラクターの立て位置の把握も重要です。

キャラクター一人一人にふさわしい役割があるので、出しゃばりすぎても引っ込み思案すぎてもいけません。キャラクターになりきることが大切なのです。

これが、俗にいう役作りです。

 

イントネーション、読めない漢字や英語があったら事前に調べておくことは必須で、映像が借りられる場合は、映像に合わせてアフレコの練習をしてみましょう。

それから、声が出るように準備しておくのもプロの仕事です。少なくとも収録の3時間前には起床していないと、声は思ったように出てくれないと言われています。

 

>>質問2、最初からこの表のように忙しくなるとは思えないのですが?

まさにこの表は人気声優のスケジュールなので、新人声優ではありえません

新人声優は、仕事がある方でも5時間程度ですし、その合間にアルバイトをしている人が多いです。

そのアルバイトも、急なオーディションや仕事が入ってもよいように、調節可能なものを選ぶ方が多いようです。

 

>>質問3、声優の平均収入ってどれくらいなのですか?

まず、声優の収入は実力によって大きく変わってきます

アニメ1本(30分アニメ)では、15,000円~45,000円くらいまでふり幅があり、さらに年収にいたっては、5,000円くらい~数千万円までと差ができてしまうほどです。

よって、平均すると月収は以下の通り低めです。

20代……約12万円

30代……約17万円

40代……約22万円

事務所に所属している声優は、事務所に支払う手数料が引かれ、残りが自分の手元に入ってきます。

 

所属するプロダクションや働き方によっても違いますが、声優は一般的に給料制でなく歩合制です。日本俳優連合でつけられているランクの上下によって、ギャラの上下も決まってくるそうです。

大御所と呼ばれるベテラン俳優になってくると、30分アニメのギャラも上限の45,000円をはるかに超えるそうで、完全な実力主義の世界です。

しかし、人気声優となれば、年収1,000万円以上も夢ではありません。そう考えると、声優とは努力のしがいがある仕事ではないでしょうか。

 

>>質問4、休みの日はあるのですか?

不定期ですが、あります。不定期なので、決まった日数、決まった期日はほぼないと考えてください。

はっきり言ってしまえば、仕事が入らない日が休日です。人によっては、毎日が日曜日のような状態になることもあるかもしれません。

 

翌日の仕事が突然キャンセルになったりするケースも多いのが声優業界の休日の特徴です。

声優の水瀬いのりさんによると、突然休日ができた日は友人と広島へ日帰り弾丸ツアーに行ったりしているとか。休日を楽しむためには、水瀬さんのように、いつ休日が訪れてもよいように、心も身体も身軽にしておくこともコツの一つなのかもしれません。

 

声優になるための方法(実践編)

 

声優への一番太い道は、声優養成所や専門学校、、声優スクールに通うことです。

なぜなら、デビューしている多くの声優は、声優の養成所や専門学校、民間が経営している声優スクール出身だからです。

 

まず、声優養成所のメリットを見ていきます。

  • プロの声優が講師陣にいる他に、監督、脚本家なども授業に参加することがある
  • 声優プロダクションが経営しているので、所属審査に合格すれば自ずとプロダクションに所属できる
  • 入所した期間に関係なく、実力によってはすぐにプロとしてデビューできることがある
  • 授業が週に1回から3回コースの養成所が多いので、ダブルスクールやアルバイトが両立しやすい
  • 専門学校と比べて、学費が安い場合が多い
  • 入学するには声優としての適性を見られるので、客観的に自分を見られる

声優の養成所の最大の特徴は、デビューが早い可能性が専門学校よりも高いということです。

声優プロダクションが自社でデビューさせる新人を発掘するという意味から、デビューするチャンスも何度も何度も用意されています。反対に、卒業までに声優として芽が出なかった場合は、プロダクションに所属できずに退所という形になります。

また、無認可の学校なので学歴として書くことはできませんし、就職の斡旋なども行われない、完全に実力がものをいう厳しい世界です。しかし、声優養成所へ合格できた時点で、あなたには声優として光るものがある証拠です。

直接プロの声優からレッスンを受けれれるところもあるので、デビュー前から実践的な練習をすることができるのも良いところですね。

修行時代からこの厳しさに慣れておけば、プロの声優になったときに臆さずにすんなりプロの世界に入っていけますし、他の業界に入ったときでも役に立つ経験となるでしょう。

次に、声優の専門学校のメリットを見ていきましょう。

  • プロの声優が講師陣にいる
  • 学校なので、週5日授業がある
  • 声優の技術を基礎から教えてくれるだけでなく、マナーなども学ぶことができる
  • 学校なので学歴を履歴書に書ける、奨学金を利用できる
  • 学割が利用できる
  • 学生寮がある場合も多い
  • 就職やアルバイトの斡旋を受けることができる

まず、専門学校とは「学校教育法」などの法律により、認可を受けた専門課程を学べる学校のことを言います。

認可を受けるためには様々な条件が必要で、その中には年間授業時間が800時間以上(夜間部は450時間以上)や1年以上勉強する期間があることなどなど厳しい条件があります。つまり、みっちり勉強する環境にあるということです。

 

声優の専門学校は、一部夜間の部もありますが、高校、大学と同じく週5日授業がある全日制です。よって、学費は年間200万円前後かかります。

特徴として声優のレッスンだけでなく、社会人としてのマナーや常識を教えてくれます。社会人としてのマナーなどは必要ないと思われるかもしれませんが、実際声優として仕事をしてみると先輩声優や事務所との関係、オーディションの現場などにおいて、「学んでおいてよかった」と感じることがあると思います。

 

また、実家に帰ったりするときに新幹線や特急列車など、学生だけが割引されるサービスを「学割」というのですが、専門学校ならばその「学割」が使えます。

専門学校は認可されている学校なので、就職の斡旋なども認められています。声優の専門学校を一言で言うと「面倒見がよい」と言えるのではないでしょうか。

 

最後に民間経営の声優スクールのメリットを見ていきます。

民間経営の声優スクールの特長は声優養成所とほぼ同じですが、それ以外にもあります。

  • 声優プロダクションのオーディションへの合格率が70%を超えるなど驚異の合格率を誇る声優スクールがある
  • 学内オーディションが活発なスクールが多い
  • 声優スクールに在学中に、大手プロダクションでインターシップ体験できるスクールもある
  • 卒業した後も、スクールの空いている部屋があればレッスンできる声優スクールもある

声優スクールとは、無認可の学校で、声優プロダクションが経営していない声優学校のことです。

このように紹介しますと、あまりメリットがないように感じられますが、上記のように高いデビュー率や在学中から豊富な経験も積めるなど多くのメリットがあります。

 

声優学校の授業について

声優の学校の授業内容は、声優養成所、専門学校、声優スクールの違いよりかは、学校によって違うと言えるでしょう。気になる学校があるなら、パンフレットや資料を取り寄せて、どんな授業かあるか確認することをおすすめいたします。

インターネットではあまり情報がない学費の詳細なども知るためにも、必ず学校に問い合わせて資料をもらいましょう。

ここでは、多くの声優の学校で行われる授業を紹介してみます。

  • 発声や滑舌を良くする授業
  • ボイストレーニング
  • アフレコ
  • 歌のトレーニング
  • 舞台演技のトレーニング
  • ダンスや日本舞踊のトレーニング

どのトレーニングも声優としての演技力を高めるものです。

一見ダンスや日本舞踊など関係がなさそうに見えるかもしれませんが、表現力をアップさせる練習としては最適ですし、将来アイドル声優となったときにダンスの経験が生きたり、役作りで活用したりする機会もあるかも知れませんから、真剣に取り組みましょう。

 

声優学校の選び方

入りたいプロダクションがある人は声優養成所に、ある程度お金と時間が用意できる方などは専門学校に、憧れている声優が講師を務めるスクールになどなどと自分に合った学校選びをしましょう。

しかし、資料などでは分からないことがあるのも事実です。そのような場合は、体験入学を積極的に活用してください。

実際、その学校へ行ってみると、雰囲気や授業のやり方などがつかめて、自分に合っているかどうか判断しやすくなります。

 

そして、本気でプロの声優を目指す者として忘れてはいけないのが、どれくらいプロの声優を排出しているか、デビュー率はそれくらいかを目安とすることです。

やはり、そのような学校は良質な授業を行っていることが多いので、そこも学校選びのポイントにしてください。

 

自宅でできるトレーニング

 

人気声優たちに共通しているのは、努力しているということです。

どんなに仕事が忙しくても、基礎練習は欠かしません。

ここでは、自宅でできる簡単な基礎練習をご紹介します。

 

発声練習

正しい発声は、喉を傷めない、長時間良い声を出し続けられるようになるなどメリットがたくさんあります。

そのためには、次の練習を行ってください。

 

腹式呼吸をマスターする

腹式呼吸は、身体から余分な力が抜け、吐く息の量も増えるので、自然と声が出やすくなります。

腹式呼吸のイメージが湧かない方は、まず仰向けになってください。その状態で思い切り息を吸ってお腹をふくらませたあと、お腹をしぼませるイメージで息を吐き切ります。コツは、身体に力を入れないことです。

コツをつかんだら、立てって息を吸ったり吐いたりしてみましょう。

また、腹筋を鍛えることは肺に空気が大量に入るようになるということです。

腹式呼吸にもよい影響を与え、声も出やすくなるので、腹筋も鍛えるとよいでしょう。

 

リップロールをマスターする

口を閉じたまま息を吐き出すと、唇が震えると思います。それがリップロールです。身体に力が入っていると、唇は震えてくれません。

なぜこれが練習になるかというと、息を一定に吐き出す訓練になるからです。

息が一定に吐き出るほど、唇が長く震えるという仕組みなので、できるだけ長くできるように練習しましょう。

そして、音程コントロールが抜群に良くなります

慣れてきたら、リップロールしながら高い音や低い音を出してみましょう。これは実は声帯だけで音程をコントロールする練習になるのです。

 

鼻歌を歌う

鼻歌は発声する前に行うとよい、準備運動です。

鼻に手をあてて、声を出してみてください。手に鼻の振動が伝わりますか?

伝わっていれば、鼻歌が歌えている状態です。

 

喉を開いたまま発声できるようにする

高い音を出すとき、喉に力が入るので喉は締まった状態です。

これでは、喉に負担がかかり、声優の仕事をするうえで致命的な弱点となってしまいます。

まず、喉仏の位置を確認して、喉仏がちょっと下に移動する感触で、口を広げて声を出してみてください。

高い音を発生しても、喉仏がちょっと下がったままであるならば、喉が開いている状態で声を出ている証明になります。

 

上記の4つをクリアしたうえで早口言葉や母音を意識して発音する練習をする

普段の会話でもはっきりとした発音に気を付けるようにすれば、なお練習になります。

 

アプリを活用するのも一つの手

正しい発音、音域などを測定してくれるアプリがあります。

また、アフレコやボイストレーニングを経験できるアプリも存在します。IT時代の今、それらを活用しない手はありません。

 

表情筋を鍛える

声優のアフレコ現場を見ていると、声だけでなく表情もめまぐるしく変わります。つまり、表情は声の表現にも欠かせないものなのです。

表情筋を鍛えるには、「あ・い・う・え・お」と発音しながら大げさに口や目を開く運動が効果的です。

そして、最後に舌を子供のように「べー」と出します。

さらに、口の中でも舌を上下左右に回すと、口周りの表情筋を鍛えることができます

 

音読する、本を読む

小説や詩の音読も滑舌を良くしたり、発声力、表現力を身に着けたりするのに役立ちます

しかし、それだけではありません。小説を始めとする本の世界は、現実とは違う世界が広がっています。

声優が声をあてる場合、アニメでも吹き替えでもゲームでも、特殊な世界観の中で演技をすることが多いです。小説などで異世界にたくさん触れておけば、すんなりどんな世界観が待っていようとも適応しやすいです。

そして、小説などの登場人物は、アニメなどと同じくかなり個性的です。

現実世界ではなかなかいない人のキャラクターをイメージするにはよい方法だと思います。

 

声優の林原めぐみさんが、以前声優になりたい人へのアドバイスとしてこう語っていました。林原さんは、声優の仕事をしながら看護学校に通っていて、看護師を目指していました。

声優は、声をあてるキャラクターの気持ちを理解する必要がある職業ですが、林原さんは「看護師としての経験が、声優としてとても役に立てっている」とおっしゃったのです。

確かに、色々な感情を知っていることは声優にとって大きな武器です。ですから、たくさんの人とコミュニケーションを取ることは大事な修行ですが、家でこれを実行するには難しいです。そのためにまずは、本を読んでください。本の登場人物の心理描写に注目して、感情を開放してみましょう。

想像力をさらに高めるには。絵があるマンガなどではなく、本をおすすめします。

 

まとめ

声優になるのは、完全な実力主義のシビアな世界で確かに狭き門かも知れません。しかし、声優の学校の中には70%もの声優の卵たちがデビューしているという実績があるところもあります。全く手が届かない、遠い夢ではないのです。

自分に合った声優の学校に通いながら、オーディションを受けたりしている内にデビューの切符をつかんで、今や人気声優だという方はたくさんいらっしゃいます。

ただし、そういう方は努力を欠かしません。実力がものをいう世界だからこそ、よけいに努力が必要なのは想像にかたくないです。

発声練習や表情筋の練習などは、アフレコの練習と違って、あまり楽しくないかもしれません。しかし、人気声優と言われている声優たちは、地味な基礎練習こそ大切にしているのです。

声優の世界は華々しい世界のように見えますが、裏でどれだけの汗と涙を流しているでしょうか。愛すべきキャラクターにあなたの声で命を吹き込む夢も、努力することで近寄ってくれるものなのかもしれません。

憧れの職業に就くために努力することは決して無駄ではありませんし、声優という仕事は幅があるのであなただけの仕事ができるチャンスにつながります。

是非あなたも努力して、声優デビューの栄冠を勝ち取ってください!